同軸ケーブルのテストを検討

 特番などで長尺の同軸ケーブルを使用する際、接続は合っているのに信号がつながらないというトラブルが頻発したことがある。 波形モニターで確認するとCRCエラーが多発していたり、EYE開口が完全につぶれてしまうなど、接続に使用している同軸ケーブルが起因のトラブルである。

 これを機に同軸ケーブル総点検の実施を検討している。対象となるケーブルであるが、当初は5Cおよび3Cの長尺FBケーブルをと考えている。長尺とは10m以上のものを想定している。 ご存知の通りFBケーブルは敷設向けのケーブルであり、曲げや張力には弱く、移動用に使用するには難がある。

 チェック方法は、TSGとWFMをテスト対象のケーブルで接続し、3分間CRCエラーのカウントおよびEYE開口の観測を考えている。
 信号源であるが、パソロジカル(チェックフィールド)信号の使用を考えたが、機器のリクロッカーのテストではないので、ARIBカラーバーで十分ではないかと判断した。 なおジッター観測をテスト項目に入れていないのも同じ理由である。

 以上のような作業概要を上司に提案し、早速作業に取り掛かりたいところだ。

Tektronix 1740Aのバックライトを交換

 デジタルHDTVへの理解をより深める為、簡単にNTSCを復習しようと思い、Tektronix 1740Aを引っ張り出してきた。1740Aは1台でWFMとVECTORが監視できる測定器である。 さっそく電源を投入してみたのだが、バックライトがすべて玉切れしてしまっていた。これではスケールが見づらい。

波形は見えるがスケールが見えない。 VECTORは位相が見えず絶望的…。

 7〜8年位前だと思うのだが、手元にTektronix WFM601のバックライト用に購入した豆球がある。この豆球と1740Aの豆球は同一のものだろうか。さっそく1740Aから玉切れした豆球を取り出してみる。 作業の前に1740Aの電源をOFFにして、ACを抜いておく。

前面のつまみを六角レンチで
全てはずす。
取り外したつまみ。
このつまみは横から締め付けるタイプ。

フロントベゼルをはずす。
1740A本体をケースから5cm程抜き出し、
ベゼルを裏から押し出した。
豆球をペンチなどでつまみ引き出す。
豆球が割れないようにペンチの先端に
ウエスを巻くなどした方が良さそう。

新しい豆球。
懐かしい"SONY Tektronix"封筒入り。
型番を比較してみると同一であったので
早速交換することに。
左は古い豆球で、右が新しい豆球。

無事点灯した。 VECTORの方もすこぶる良好。

さて、何を観測しようか。

何に使用する工具?

 長さはおよそ30cmくらい。先端部分の直径は1.5cmほど。黄色の部分がグリップ。工具箱にこのような工具がある。これは一体何に使うものなのか。

前景 先端部分 グリップ

米TROMPETER Electronics社製。パーツナンバーは「RT1L」

 ラックマウントされている機器のBNCケーブルの抜挿時などに使用する。手が届きにくくケーブルやコネクタ同士が干渉している場合に非常に重宝する。 仕様書のタイトルには「REMOVAL TOOL」=「取り外し工具」とある。


先端にBNCコネクタをはめ込んで、手の届きにくい場所のBNCケーブル抜挿時に使用する。